美品　京友禅 工芸野口の葵文　九寸名古屋帯

京友禅の名門「工芸着物 野口」
葵文様 九寸名古屋帯

森田空美さんの著書「森田空美の知的きもの入門」の背表紙に掲載されたことから、全国的に人気が高まりました。今でもお探しの方が多いかと思います。この機会をお見逃しなく。

しぼを抑えたさらりとした風合いの縮緬生地に、糸目と金彩、柔らかな染疋田の彩色で動きのある葵(あおい)文様を描いた染め名古屋帯です。

やわらかな亜麻色(淡く赤みを帯びた黄色)に映える友禅の白と焦げ茶。長い時間をかけて磨かれてきた古典的な葵文様を、現代の感性を生かした配色で表現しています。「時代を感じない古典」とでも言うべき存在感ではないでしょうか。そして用いられている生地や伸びやかなデザインなど、一つ一つの仕事の素晴らしさも、よりこの帯の存在感を増してくれているように思います。

タイコの柄はたっぷりと長めに染め上げていますので、タイコ柄の苦手な方にもおすすめです。また結ぶ位置を少しずらすと、表に出てくる柄が変わり、帯の表情が変化します。紬はもちろん小紋や御召に合わせて、お楽しみ頂ければと思います。

2度ほど短時間着用しました。シミキズは見当たらず、折ジワもほとんど感じられない美品です。

定価：26万円
サイズ：長さ405cm 幅 30.2cm
＊こちらの文様には違う地色もあります。
返品は出来ませんので慎重にご検討ください。

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